2017年10月2日月曜日

ベルリン-4:ベルリン化したトンカツ

 ベルリン市内には戦災で残った建物があちこちにあり、その一部に現代アートが組み入れたりしている。面白い街。
古い崩れかけた教会の中にあるブルーのパイプのオブジェはbrechtelという配管企業で、配管の工事を行いながら、シンボルをこのブルーのパイプにして、市内あちこちにアートとしてのオブジェを作っている。
イタリアなら歴史景観を壊すなと、間違いなく出来ないだろう。しかしこのベルリンでは考え方はぜんぜん違う。

新橋駅のガード下みたいなところがホテルの近くにある。
これは偶然ではなく、東京の鉄道の計画時にドイツの協力を得たところから来ているようだ。
ガード下店の中に寿司屋があり、覗いたら全て地元の客で混んでいる。
ベルリン化した寿司屋だ。
ここで寿司なんか食べたくないが、ふと見ると豚カツを食べているグループが居る。
トンカツがベルリン化するとどうなるのか?
 久しぶりに日本の料理を見てふらふらともなり、入って注文。
パン粉は粉タイプのこっちのものだが、ちゃんとトンカツになっている。部位はモモ肉。
カットされたトンカツが皿の上に大きく盛り上がっているので見てみたら、下にもやしなどが入ったチャーハンが入っている。
もやし入り大盛りチャーハントンカツトッピング。
ソースはタイ風の甘辛。
アジアンミックスになったトンカツだ。
甘いタレ嫌いなので、ソイソースをもらう。
ちゃんとトンカツになっている。柔らかく揚げてあり、美味しい。
他の客は何を食べてるか観察すると、多くは海苔巻きをつまみながらワイン。隣の一人のおばさんは味噌汁にやはり巻物だが、それにコーラだ!?

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