2017年8月9日水曜日

ブラBra-3:スローフードの朝食

スローフードの条件の一つに地元で収穫されたもの、というのがあり、何キロ圏内という距離もどこかに書いてあった。
ホテルの朝食に行ったら、だーれも居ない。今回イタリアに入ってから朝食はいつも一人。どこも暇なようだ。
一画に食材テーブルがあり、クロワッサン、フランスパン、サラミ、チーズ4種、ヨーグルト、ジャム、蜂蜜が並び、勝手にどれでも切って持ってけ風。
見た目はどうってこと無いが、食べたらどれもこれも実に素朴な美味しさ。
どの食材が地元なのかわからないが、子供の頃ちゃぶ台で食べた食事のイタリア田舎版といったところ。
サラミおかわりスライスして5枚ほど、ヨーグルトは農場の風のようなジャムをたっぷり乗せて。パンには厚切りチーズを乗せて。エスプレッソと地元水で仕上げ。
いつもの朝食とは全く違うタイプなのに、腹、落ち着く。
ホテルのお父さんとメルケルさんに美味しかったといったら喜んだ。
しかし、この2人、昨日の昼からディナー、そして朝食と、よく働くな、と思ったら、メルケルさんが、今日(日曜日)の午後は休みだから裏から小さい鍵を使って……」。しっかり休んでください。
でも、ホテルチェックインする人来たらどうするのか? 居ないのかな?

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