2017年8月28日月曜日

シエナ-3:デリ売り場の衛生管理

泊まっているアパートはペントハウスがベッドルームになっていて、朝日が素晴らしい。
トスカーナの日の出。
 アパトー出て路地迷路を楽しむ。
レストランにはHACCPの管理認証ラベルが貼られている。
スローフード認定のカタツムリマークラベルを貼ったレストランもある。
カンポ広場の前に小さなスーパーマーケットがあり、デリ売り場であれこれ頼むと、全てスプーンからトングでトレイに入れていく。
 横に置いてあったスモークサーモンも2スライスと言ったら、髭のお兄さんニトリル手袋を両手にはめ、サーモンの塊をカバーしていたフィルムを外してナイフでスライスを始めた。
2枚スライスして、これでいいか? はいOK。
 残った塊の方を再びフィルムで覆ってから、元の位置に戻した。
食品そのものに手で触れない工夫が確実にされている。

2017年8月24日木曜日

シエナ-2:ポルケッタ

 アパートの前の迷路を下がっていくとカンポ広場だが、曲がって上がってみたら美味そうなデリストアがあった。
店に入った目の前にとんでもない豚ローストの塊がドシンと置いてある。
ベネツィアの名物料理「ポルケッタ
豚のロイン部分を、ロインとバラを分けないで皮付きのまま脱骨し、スタッフィングを入れてバラ部分でぐるりと巻いて紐で巻き、ロースト。
 外側の皮がパリリと焼けているのがわかり、ヨダレがジワっと。
そ、そ、それを薄く1センチの厚さでいいからスライスお願い。
あとはデリ色々入り乱れて選び、冷えたビールもしっかり揃え、今晩のディナーはこれで決まり。
夕寝ちょっとして、喉乾き腹減り、シャワー浴びてさあ、飲むぞ、食うぞ!

 豚のローストは、バラ先の部分を広げて、皮に直角に5ミリ程度にスライスして、それにやはり5ミリ程度の厚さに切り出したロイン部分を一緒にする
皮、バラ肉、ロイン、それに中のスタッフを調味料代わりにちょっと乗せ、4つの部分を一口大にミックスしたのを口に入れたら、うううううまぁ〜〜〜い!!

2017年8月23日水曜日

シエナ-1:牛モモ肉のマッシュルームソース

ミラノからフィレンツェ乗り換えでシエナ到着。
この小さな街は中心のオールドタウンそのものが世界遺産。
気温は40℃。
いつもこんなに暑いのかと聞いたら「今年はおかしい」
テレビニュースの天気を見ていると、今年はヨーロッパ中が熱波だ。
 とにかくシャワー浴びて、さっぱりしてからすぐ近くのカンポ広場に行き、適当なレストランのテラスでビール。
目の前の広場の向こうのマンジャの塔が強い夕日を浴びて光っている。
ビールがあまり冷えていないので、氷ください。
ビールのロックなんて初めてだったが、こうするとしっかり冷たくなり、猛暑の中で最高。
スキャロップを頼んだつもりが牛モモ肉のマッシュルームソースが来た。まあいいや、これも食べたいうちに入っていたから。
 赤身肉にたっぷりソースを乗せて食べると美味い。肉よりもソースが主役。
小さなカラフの白ワインも、氷と一緒に注文。
サービスをしてくれるおばさんは、無愛想だが親切サービスしてくれる。東京の昔の蕎麦屋の女将さんだな。当たり前のように氷のサービスを何回も持ってきてくれる。
 熱暑のカンポ広場でロックビールとロックワイン、不思議な夕食。
シエナの街中は路地が迷路のように絡み合って独特の楽しさだが、アパート帰り着くのに迷った。

2017年8月22日火曜日

一旦ミラノ:オーソブッコ

 日本から遅れて1名やってくるのを迎えに一旦ミラノに戻った。
遅く寝て、翌朝起きたら昼だった。
借りている短期アパートからミラノ名物ドゥーモまで歩いて多分15分ぐらいだろう、向かって歩きながら、あそこまでたどり着くかなと思ったがやっぱり無理だった。
5分も経たないうちに美味そうな繁盛レストランを発見。
 冷房があり、タバコのないインサイドに入り、早速ビール。
なかなか複雑なメニューで、イタリア語と英語併記で書いてあり、じっくりと検討。
夏ならまずはガスパチョ。これは国や店によって随分種類がある、というより、勝手に作っている。
この店のはドロリとしたウコン色で、スイートバジルが香る。
 生ハムをついでに程度頼んだが、かなりの量で、困ったなと思ったが、こんなに美味しい生ハムは初めて。日本だけでなくヨーロッパあちこちで食べた生ハムの中で、特段に美味い。もう日本で生ハム買うのやめよう。
腹減ってた勢いでウエイトレスのお姉さんがあまり多くはないと言うオーソブッコを注文。
たしかにそれほど大きくない。正当仔牛のようだ。
外側の赤身肉を切り出し、骨の髄をちょっとすくって濃いソースか脂肪代わりに乗せて口に入れると、とろりとした脳髄の味がすね肉を引き立てる。
ガツガツと食べたあと、空洞になった骨が残った。
腹いっぱいで2杯のシャルドネも重なり、足はアパートに当たり前のように戻り、昼寝。

2017年8月21日月曜日

ジェノバ-3:カッポン・マーグロ

 「cappon magro」とあり、ここはシーフード中心のレストランなので、マグロかと思ったらそうではなく、ウィキペディアでは「堅パンの上に魚介類と野菜をピラミッド状にのせてドレッシングを添えたイタリア・ジェノヴァのサラダ」とある。
どんなのか注文したら、この店のはゼリーで固めてある。
イカ、タコ、海老といった魚介類と野菜を刻んだもので、アボガドソースが下敷き。
港町ジェノバならでは。

メインにミックスグリルドフィッシュ。
マグロ、イワシ、鯖のような魚、小型のイカ、プラウン、スカンピ(手長エビ)。
イカのゲソがコリコリと、イワシ焼きは日本的、スカンピ上品。

2017年8月17日木曜日

ジェノバ-2:路地中の商店

 巨大な屋敷が固まっているガルバルディ通りを見てから再び妖魔的路地へ。
この中に、肉屋、八百屋、カフェ、レストラン、コインランドリー、仕立て屋、小さなスーパーまである。



 デリカテッセン屋のまな板とシンクが大理石だ、イタリアだね。

2017年8月16日水曜日

ジェノバ-1:仕上げのうどん代わりにパスタ

トリノから列車で2時間、港町ジェノバに到着。
ホテルチェックインしてヨットが並ぶ港を歩いたが、暑くて倒れそう。
陸側に不思議な路地があるので、日除け代わりに入ったら、中は縦横斜めと8階ぐらいのアパートなんだか昔の船員宿なんだかの間に路地が入り乱れ、巨大な迷路。昔の香港九龍城のイタリア版。香港と違うのは安全なこと。
この路地中に商店やカフェがポツポツあると思ったら、吉祥寺のハモニカ横丁みたいな店並びの通りもある。
ヨットハーバーと迷路の対比が不思議。
何処かでこんな場所があったなと考えたら、ベネチアで、着いた晩の夕食の後アパートになかなか帰れなかったことを思い出した。
 一旦ホテルに帰ってシャワー、インターネットでジェノバのレストランランキングを調べて、近くの店をいくつか選び出し、再び迷路に入っていったが、ますますぐちゃぐちゃの通りに入り込み、結局1軒も見つからない。
まあ、こういう不思議なところ迷うのも面白いけど。
なんてウロウロしていたら、ミシェランのラベルいくつも貼り付けた小型レストラがある。
 営業時間が7時からで、未だちょっと早いなと睨みつけていたら、中からご主人が鍵を開け、どうぞいらっしゃい。
シーフード中心のメニューなので、しばらくぶりに有り難い。
イタリアのおじさんマークのビッラMORETTYをぐ〜〜っと。
ポルトガルで病みつきになったイワシのマリネは腹に優しい。
プラウンのグリルをバリバリと。頭の味噌も吸い出し舐める。手もぐちゃぐちゃ。客は私だけだからいいや。
なんてやってたら、私が日本からと言ったらすぐに写真を持ってきた。小泉元首相と撮った写真。
若い頃ジェノバエリアのKAWASAKIのバイク販売で30年だか働き、ためた金でこの店を始めたという。
それはいい人生だねと言ったら喜んだ。
元首相を連れてきたのは、どうもKAWASAKIの今の偉い人のようだ。
炭水化物ダイエットやってるのに、こういうときにうどんが食べたくなる。
元KAWASAKIのオーナーに、日本人は飲んだあと仕上げにラーメン食べるの知ってるでしょ? だから順序が逆だけど、パスタを仕上げと言ったら「わかるわかる!」
シンプルなトマトソースにした。適度アルデンテの仕上げ。

2017年8月15日火曜日

ブラBra-6:日曜日のディナーはサーロインステーキ

 日曜日は多くのレストランが休みとわかったので、今日はどうなるかと危惧していたが、近くに牛の部位をイラストにしていたレストランが繁盛していた。
アウトサイドはタバコ吸ってる、禁煙のインサイドの中は結構暑い。
ウエイターに「たばこが嫌いだから」と言ったら、それならあっちと、アウトサイドの離れた所。
まずはビールで「レッド」を選んだら、コーヒーのような色のビールを持ってきた。私の大好きな重厚ビール[Leffe」
メニューを説明してくれるのだがよくわからない。かなりのイタリア語訛の英語で言っているようだ。
なんとか話が進み、サーロインステーキをミディアムレアで注文。
Leffeを飲みながら、涼しい風に吹かれて、爽やかに待つ。
出てきたプレートはソースが、サウザントアイランド、マスタード、マヨネーズと3種類で、プレートの周りに乗せてある。
肉汁たっぷりで、美味い!!
私の回りにどんどん子供連れが入ってきた。ここはそういうテーブルエリアのようだ。
私の孫程度の女の子と目が合い、手を降ったら、ニコっと笑った。
時間は8時頃だが、未だ青空いっぱい。
明るい黄昏のブラ、明日は出立しなければ、もっと居たいけど……
行ってみたいレストラン、あちこちに残ってるんだけど、しかし次の町にも魅力と期待。
今度ブラにしばらく居たいねえ……

2017年8月14日月曜日

ブラBra-5:生肉おつまみ

 日曜日の昼、夏の日差しの中を日陰選んで散歩していたら、午後に入った途端人が突然居なくなった。多くのレストランはランチが終わったら休みに入ることがわかった。
今晩のディナーは一体どうなるのか……
散歩から帰ったらホテルのレストランは未だランチの営業中。
しかし、朝たっぷり食べたので、ランチはいらない。
でもビール飲んで昼寝したい。
 そこでメルケルさんに「ビールだけ飲みたい」と言ったら、厨房入り口の新聞が置いてあるテーブルでどうぞ。
ぐぃ〜〜〜っと、ここに来て最初に飲んだドイツのハードタイプの小瓶一気。
メルケルさんがアペタイザーを乗せたカートを転がして前を通ったので「それ、ちょっとだけ食べたい」と言ったら「このソーセージ?」という。やっぱりこのケーシングしたカルネ・クルーダ・バットゥータはソーセージと呼んでいるようだ。
10センチほどに切ったのを皿に乗せてくれ、つまんでかじる。
うまいね〜〜〜!
ビールもう一本!
またまた昼寝に突入。

2017年8月11日金曜日

ブラBra-4:HACCP管理のレストラン

 ブラの人気レストランランキング3番の「Ristorante Battaglino」は、ミシェラン登録、スローフード対応、そして同じHACCP管理のラベルがある。
泊まっているホテルのレストランにも「HACCPで管理」というラベルが貼ってある。


 ホテルの厨房を覗くと、きれいに、洗浄しやすい構造と工夫がされている。
全ての作業台や機器は床から離してあり、ダクトも含めて丸洗いできるようになっている。
イタリアでのHACCP管理についての内容はここに例がある。
イタリアでのシェフスクールの例はここ

2017年8月9日水曜日

ブラBra-3:スローフードの朝食

スローフードの条件の一つに地元で収穫されたもの、というのがあり、何キロ圏内という距離もどこかに書いてあった。
ホテルの朝食に行ったら、だーれも居ない。今回イタリアに入ってから朝食はいつも一人。どこも暇なようだ。
一画に食材テーブルがあり、クロワッサン、フランスパン、サラミ、チーズ4種、ヨーグルト、ジャム、蜂蜜が並び、勝手にどれでも切って持ってけ風。
見た目はどうってこと無いが、食べたらどれもこれも実に素朴な美味しさ。
どの食材が地元なのかわからないが、子供の頃ちゃぶ台で食べた食事のイタリア田舎版といったところ。
サラミおかわりスライスして5枚ほど、ヨーグルトは農場の風のようなジャムをたっぷり乗せて。パンには厚切りチーズを乗せて。エスプレッソと地元水で仕上げ。
いつもの朝食とは全く違うタイプなのに、腹、落ち着く。
ホテルのお父さんとメルケルさんに美味しかったといったら喜んだ。
しかし、この2人、昨日の昼からディナー、そして朝食と、よく働くな、と思ったら、メルケルさんが、今日(日曜日)の午後は休みだから裏から小さい鍵を使って……」。しっかり休んでください。
でも、ホテルチェックインする人来たらどうするのか? 居ないのかな?

2017年8月8日火曜日

ブラBra-2:ラムステーキはシュニッツェル風

スローフード協会はホテル横の路地を入ったところにあった。
聞いたとおり小さな事務所でここから世界にスローフードを発信してきたわけだ。
奥にあるレストランも素朴。とはいってもここはスローフードを代表する店で、この店目当てにブラに来る人も多い。
Osteria del Boccondivino
この周囲も、小さな町の歴史が流れている。
不思議だが、観光客はどうってこと無いカフェで食べているが、時々見かける高品質のレストランは地元の人ばかり。
夕方起きた昼寝のあと散歩していたら、雲行きが怪しくなって、ホテルに避難した途端すごい雷雨。
夜になっても収まりそうにないので、ホテルのレストランのインサイドにした。昼と夜連続。
昼間目をつけいていたラムステーキを頼んだら、骨付きラムチャップの肉の方を叩いて広げ、パン粉を付けて揚げてある。
ウィーン名物シュニッツェルのラム版。
ラムそのものは鮮度が良い。なるほどこういう調理もあるんだ。
9時頃になったら、続々と地元の人達が集まってきて、殆ど満席。
カップル、グループ、子供連れの家族。イタリアの皆さん、よく喋るね〜〜〜!
一人で食べてるのは私の向かいに座っている30代の多分シニョリーナ。
このシニョリーナ、たっぷりの前菜、メインはミートボールのフライようなのと着々と食べ、飲み物はシャンパン半ボトルのあと、グラスの白ワイン。そのあとデザート。よく食べるね〜〜〜!
他の客も横目で観察していると、前菜たっぷり、ワインもなかなかいいのを頼んでいる。
一体ブラという街はどういう産業で成り立ってるのかね?

2017年8月7日月曜日

ブラBra-1:カルネ・クルーダ・バットゥータ

 トリノから列車で1時間、スローフードの本部があるブラに昼到着。
トランクはトリノ駅に預けてきたので、ショルダーバッグだけ。
とはいっても暑い中、地図片手にホテルまでの道は汗。
通り名を見ながらキョロキョロしていたら通りかかったおばさんが「道教えましょうか?」
 相変わらずのキンダークラスイングリッシュでここ行きたいと言ったら「そこならここを真っすぐ行って突き当りを左です」と、わからないイタリア語もちゃんと理解できる。便利だねこういうの。
ホテルはなかなか良さそうなレストランの奥にあった、というか、レストランのレセプションがホテルのフロント。アルベルゴBadellinoブラ。
 映画「シャイン」のデービッドヘルフゴットのお父さん役みたいな人がオーナーのようだ。
シャワー浴びてさっぱりし、フロントのお父さんにビールください。
持ってきたのは、ドイツとイタリアの二種類。どっちもキンキンに冷えている。
それではまずはドイツから。
今までイタリアでは美味しいビールはないと思っていたが、今回はどこに行っても美味しいビールに出会っている。そうなってきたのか、今までもそうで私がたまたま出会っていなかったのか……
今度はドイツのメルケルさんみたいな人が出て来たので、つまみ盛り合わせを頼んで、次はイタリアのビールをお願いします。
イタリアのビールはフルーティ。瓶の底に織りが沈んでいる。
たっぷりの盛り合わせが来て、その中の手前にターターステーキがあるが、その向こう側に、ターターステーキを薄い皮の腸詰めにしたのがゴロンと転がっている。
お父さんが来たのでこれは何だと聞いたら、「それは、なんだかかんだかと言って、ブラの名物だ」というようなことを言っている。
食べて驚愕! やっぱり、薄味を付けたターターステーキのケーシング版。
両方共「カルネ・クルーダ・バットゥータ」で、生の牛肉をナイフで叩いて(チョッパーではない)味付けしたもの。
いきなり出会ったスローフードメニュー!
そんなことをやっているうちに、客が着々と入って来て、テラス席がいっぱいになってきた。全員地元の皆さんで、お父さんと親しく話している。
3本目のビールは金槌のような豪快ドイツに戻した。
つまみ盛り合わせ、どれを食べても完璧な味!
そういえばこのテーブルに塩コショウは置いていない。
ああ、びっくりした。
次はホワイトワインにしようとメルケルさんに言ったらフルボトルのリスト。どれも10ユーロ辺りから始まっている。安いね。
あの〜〜〜、グラスでいいんですけどと言ったら、今度はお父さんのほうが冷えて汗かいたイタリアワインを持ってきて、グラスにどぼどぼ注ぎ、ボトルをそのまま置いていった。
ビールの空瓶を下げないので、テーブルに並べるとワインも入れて4本。徳利並べて飲んでいるようだ。
日差しは強いが、テラス席は日除けがあり、涼しい風が通る、ああいい気持ち。
美味しいつまみ、次々食べていったら、すぐにグラスのワインは無くなる。
お父さんに、あの〜〜〜もう一杯……、と言ったら、自分で入れていいよ。
どうも、飲んだ分だけ請求になるようだ、これはいいね。
普通昼は食べないのに、今日はたっぷり食べて飲んで昼寝に突入。

2017年8月3日木曜日

トリノ-6:ワインレストランで素朴なラムチャップ

 ホテルのすぐ近くの路地に入った所にワインレストランと表示がある。
signorvino
ワイン専門店で、販売しているワインが壁一面にある中に、客席がある。
ワインに囲まれて食べる!
全てのワインがイタリア産で、地方ごとに棚に表示。
まずはワインの前にビール飲みたい。
 ビールはたった一種類だけで、ホワイトとダークがある。
ダークを注文したら、この間と同じでワイングラスに入れる。
このビールはこの店独自ブランドで、どっしりした味。

 ラムチャップが来た、淡い色の小型の切り身が数枚。
この色とこの小ささは、昔オーストラリアの日本キャンペーン顧問をしていたときと同じだ。
食べたら全く同じ。なつかしい!!
しかし、硬い。
硬いと言っても、ゴムの硬さではなく、筋肉質たっぷりの硬さ。
普通噛んでいるといつの間にか無くなって腹に行くが、このラムは、かなりの回数噛まないとなくならない。ハードなビーフジャーキーのようだ。

ワインは、まずは軽いのシャルドネ。
次は少し濃いシャルドネ。
最後はミディアムボディのカベルネ。
次第に濃くなるワインと硬いラムチャップ。