2007年8月21日火曜日

オーストラリアレポート11:プラーンマーケットで築地の移転を考えた




メルボルンのスワンストンストリートを南下し、ファッショナブルな川岸のヤラ川を渡り、セントギルダロードを10分ほど行くと、サウスヤラ地区に入る。
ここはメルボルンのお金持ちの皆さんの住宅地域。
ハリーポッターが出てきそうな家があちこちにある。
その中にあるプラーンマーケットは、1800年代の施設を、古さを残しながら新しいマーケットにかなりの費用をかけて改修したという。
ここも肉と魚介、加工食品、青果の3つのエリアに別れている。
肉と魚介エリアは自動ドアで完全密閉型。
タイルを使い、衛生管理を考慮した構造に見事に改修されている。
クイーンヴィクトリアマーケットと比べて、かなり高級だ。

東京では築地市場の移転がもめているが、古い歴史のある市場を、その歴史、文化を活かしたまま、新しい時代にあったシステム、市場なら衛生管理を導入してリフォームするようには出来ないものだろうか。クイーンヴィクトリアマーケットやこのプラーンマーケットのように。

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