2007年2月27日火曜日

ボロボロボルボ18年目に入る


17年間乗っているおんぼろボルボを車検に出したら、47項目もの作業と部品名のリストとともに21万円の請求書がついてきた。
痛んだ部品の交換やオーバーホール、調整など、細かいものばかりだが、ずいぶん丁寧に直してくれた。
ボルボはエステートワゴンで、この前の車は、元気はつらつ時代始まりのパジェロ、その前はプレーリーと、この20年以上、乗用車には乗っていなかった。
17年間乗っていて、今回初めて知ったのは、フォグランプが、前と後ろの両方にあることだ。
フォグランプマークのスイッチが2つあり、両方とも使ったことは無かった。
フォグランプはオプションで、スイッチだけついていると思っていたからだ。
車の引き渡しの時に聞いたら、1つは前のフォグランプで、アップビームにした時に点けることが出来る。もうひとつの「リアのフォグランプ」は、ブレーキランプの上に付いている赤い小灯で、視界が悪い時に後続車によく見えるように点灯させることが出来る。
今回の整備で、このリアフォグランプが、どういうわけか、左右両方に点いていたので「規程により左側を外して、右側だけが点くようにした」と言う。
両側が点いているよりも、片側の方がわかりやすいからだろう。左側通行の日本では右のリアフォグが点くようにしてあるわけだ。

さて、徹底した整備の結果、走りはどうなったか。
これは、前の車検整備の時にびっくりしたのと同じだった。
新車の走りによみがえった。
軽々と、すいすい走る。
燃費も良くなっただろう。

アカデミー賞で、ゴアさんの「不都合な真実」が賞を受けた。
ゴアさんはこのセミナーを世界中でやっていて、挨拶の時「大統領になれなかったゴアです」と自己紹介をしておおうけしているそうだが、アカデミー賞でも「大統領になっていたはずのゴアさん」といった紹介を受けて、沸いていたようだ。
そう、ゴアさんがもし大統領になっていたら、世界は大きく変わってきたはずだ。戦争も、テロも、温暖化対策も……
温暖化対策の一つとして、ウチはボロボロボルボを買い替えないで、ずっと乗り続けよう。
車検で新車によみがえるのだから。
燃費が悪いが、買い替えるよりも時々、少し、静かに乗る方がよっぽど温暖化防止になるだろう。
まあ、金も無いけど。
ボロボロボルボ、18年目に入った。

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